双極性障害を検査で発見しよう【イロイロ障害チェッカー】

検査の内容

双極性障害は診断が非常に難しい

初めての受診の際には、まず双極性障害であるのかどうかの検査を行ないます。双極性障害は、うつ症状を示すので、うつ病との区別が難しいとも言われています。同じ気分障害のひとつでもあり、それぞれの気分エピソードと呼ばれる症状の様子を元に検査を行ないます。気分エピソードには「大うつ病エピソード」や「躁病エピソード」、「混合性エピソード」、「軽躁病エピソード」などがあり、それらの構成により双極性障害を診断します。

早期診断を可能にする検査

医師の問診や、患者の症状の聞き取りによって検査を行っていくのですが、初診時は家族の付き添いがあった方が良いと言われています。双極性障害は症状を自覚する事が難しく、周りから見た症状の判断が重要な診断要因になります。詳しく病状を伝える事で適切な治療を行なう事ができます。また、双極性障害の治療については、家族や周りの助けが必要な場面が多く出てきます。再発率がかなり高い事も知られている病気なので、治療は長く続き、周りの支えによってその治療の効果は上がっていきます。その為、病院の受信時には可能な限り、家族の付き添いをお願いする病院が多いです。

双極性障害の検査は、その症状エピソードから判断する場合が多いのですが、最近では、光トポグラフィーといった検査方法を用いる病院やクリニックも増えてきました。光トポグラフィーとは、身体に有害な影響を及ぼさない、近赤外線を利用して脳を調べる検査です。前頭葉の血流量の変化パターンによって、健常者との区別がつき、さらにうつ病や統合失調症といった他の病気との区分にも用いる事が可能です。特に、双極性障害とうつ病は同じようにうつ症状が出るものですが、実際の治療は全く異なる方法で行われるので、早めに正しい診断がつく事が望まれます。光トポグラフィーなら、問診や症状エピソードと合わせ、脳の血流量を合わせて判断するのでより精度の高い診断が可能となります。

 双極性障害とは、うつ病の症状と共に極端に調子が良くなったり活発になる躁状態と呼ばれる症状を繰り返す障害の事です。双極性障害は、決して新しい障害ではなく、古くは躁うつ病として認知されてきた経緯があります。双極性障害は治療が非常に難しく、不適切な薬の使用は症状を悪化させてしまう事もある為に、診断は慎重に行われます。  双極性障害は特定の検査方法があるわけではありません。多くの場合、問診により診断が行われます。しかし、双極性障害の症状はうつ状態から始まると言われています。明らかな躁状態を示すまでに数年以上かかるという人もいます。その為、通常の問診のみの検査では正確な診断が行えず、治療が長期化してしまうという問題点が残されています。

 この様な診断の問題点を解決する為に、新たな検査方法が確立されつつあります。光トポグラフィー検査は早期に双極性障害と診断出来る検査として注目されています。  光トポグラフィー検査は、脳に近赤外線を照射し、前頭葉の血流の変化パターンを可視化するものです。検査はヘルメット型の装置を装着し測定します。測定中は「え」や「ま」等から始まる単語を早期させる課題等を60秒間行います。この様に光トポグラフィー検査は、患者の負担が少ない検査方法と言えるでしょう。  しかし現在、光トポグラフィー検査は健康保健の適応外となっています。この為、一回の負担額が大きくなってしまう事が問題となっています。今後、保健適応になれば双極性障害を早期から治療出来る様になる為、期待されています。